
RaspberryPi Zeroに自作のA/D基板を組み合わせた交流電流計です。
電流センサーはユーアールディ製CTL-6-S32-8F-CLを使用し、基板には差動入力を行い正確に実効値計算を行っています。
なお検出データは任意のデータベースに直接書き込む事が可能です。
※現在データベースはMySQLのみですがMicrosoft SQL Serverへも対応予定です
◆端子説明

電源には通常のUSB ACアダプタを接続します。
同時に2ch使用できますが、より正確に測定する為には1chでの使用をお勧めします。
センサーはMAX 1Aを想定して各種定数を決定しています。想定している入力は±1Vです。
1A以上の計測を行う際はセンサーを変更するか、センサープラグ内の定数を変更するか、基板内の定数の変更で対応可能です

◆仕様
・外形寸法 :72mm(W)×34.5mm(D)×29mm(H) ※ネジ頭含む
・電源 :5V 1A microUSB
・ネット接続 :WiFi
・センサー入力:2ch平衡アナログ入力 ±1V
・検出分解能 :16bit 約180/毎秒(2ch時)~約860/毎秒(1ch時)
・A/Dコンバータ :ADS1115(TI)
・動作トリガー:検出レベル
・センサー :ユーアールディCTL-6-S32-8F-CL
・負荷抵抗 :1KΩ(センサープラグ内)
◆設定内容(iniファイルで設定)
・データベース設定
・計測タイミングの設定
・計測閾値の設定
・校正値の設定(GAIN/OffSet)
◆導入実績
・海外工場A:106カ所(59台)※設備駆動モーター、コンベア駆動モーター等
・海外工場B:8カ所(8台)※大電流溶着機等
【実際の導入設置参考写真】




◆受付ステータス
・開発状況:カスタマイズ中
・受付状況:予約可
・在庫状況:無し
◆価格
計算中(※センサー込みで約¥20,000前後を検討中)