RaspberryPi Zeroに自作のA/D基板を組み合わせたエアー圧計です。
エアー圧センサーはSMCのPSE54Xシリーズを活用する事を前提にしており、センサー用の電源も内蔵しています。
検出は、PLCのI/Oに合わせ12V~24Vの外部信号入力のタイミングで行われるほか、I/O無しでの連続動作や任意のインターバルをおいての検出が可能です。
なお検出データはMySQLに直接書き込む事が可能です。
※Microsoft SQL Server対応予定です。

◆端子説明

電源には通常のUSB ACアダプタを接続します。
I/OはPLCに合わせて24V仕様にしていますが、内部定数を変更する事により他の入力仕様に合わせる事が可能です。
センサー端子の電源とGNDはすべてのセンサーに共用です。分岐しての接続が必要です。
入力端子はPSE54*シリーズに合わせています。使用するセンサーに合わせて内部定数の設定変更が必要です。
※初期値はPSE540用

 

◆仕様

   ・外形寸法  :72mm(W)×34.4mm(D)×27.5mm(H) ※ネジ頭含む
   ・電源     :5V 1A microUSB
   ・I/O入力   :12V~24V ソフトにて極性設定可
   ・ネット接続 :WiFi
   ・使用言語  :Python
   ・センサー入力:4chアナログ入力 0~3V
   ・検出分解能 :16bit 約80/毎秒(4ch時)~約860/毎秒(1ch時)
   ・A/Dコンバータ :ADS1115(TI)
   ・動作トリガー:I/O連動、連続検出、スリープ設定
   ・基板ADDRESS :0x48/0x49/0x4a/0x4b切替可 ※初期値 0x49
   ・基板I/O   :GPIO5固定 ※外部トリガー時
   ・センサー  :PSE540(正圧)⇒0~1Mpa(0~5V)、PSE541(負圧)⇒0~101kPa(0~5V)
   ・機能    :データベース出力、計測インターバル機能、検出下限値設定、
           計測タイミング微調整等

◆設定内容(iniファイルで設定)

   ・データベース設定
   ・計測タイミングの設定
   ・サンプリングタイムの設定
   ・校正値の設定(GAIN/OffSet)
   ・正圧/負圧対応(4chを任意に割り振り可能)
   ・連続取り込み機能
   ・PLC連動機能(PLC入力は1chのみで、任意の計測chに割り振り可能)
   ・PLC入力時の極性設定
   ・センサー用電源供給機能(12~24V)

◆導入実績

   ・海外工場A:45カ所(24台)
   ・海外工場B:80カ所(40台)※内PLC連動動作24個所

【実際の導入設置参考写真】

実際の導入調整風景

・WiFi経由でデータベースにデータを書き込めるかを確認
・検出部分の内容に合わせて各種設定を行います

設定が終了したら、モニターTV、キーボード、マウスは不要です。

◆受付ステータス

   ・開発状況:ソフトウェア一部カスタマイズ中
   ・受付状況:予約可
   ・在庫状況:製品在庫無し(基板4枚あり、受注後組立可)

◆価格

   計算中(本体約¥15,000前後、センサー¥6,000前後で調整中)※センサーはオプション扱いです。

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