CNCルータ環境設定中

先日、簡単な外装品加工を行う為に、SainSmart の Genmitsu 3018-PROVer V2を入手しました。
初めてCNCルータ―と言う物を触りましたが、色々と不便と思える所が出てきました。
まずこのモデルは、テーブルにM6のネジ穴が数か所開いており、そこにワーククランプを取り付けるのですが、ワークの固定が不安定で原点の登録が難しいのと、上手くXYを合わせる事が困難と判断したので、写真の様な位置決めプレートを製作しました。
これにより、ワークを治具にセットするだけでXYを正確に拾えるのと、簡単に正しくXYに平行にセットする事が可能になります。
Raspberry Pi Zeroの様な小さなケースも、写真の様に2か所のクランプで十分な固定も可能ですね。
更に加工面を広く取れる様になる事で加工の自由度を大幅に広げる事が出来ました。
なお、穴のピッチが一定ではないテーブルのどの位置にでも設置が可能なので、様々なワークに対応する事が出来るようになりました。
まだ実際に活用に至っていないので、もし本当に便利でしたら広く提供して行きたいとも考えています。
テーブルに直接対象物を置くと、Z軸リミットにかかってしまって駄目みたいです。
10mm程度のかさ上げが必要ですね。
何か適当な物を台に使用するか、専用のスペーサを作ろうか悩んでる所です。